とろふわもうふ

30代オタクの回想記録など。

影響を受けた人が影響を受けたものと同人誌の話

昔の同人誌を大人になってから見てみると、この人はこれに影響されてたんだなあ、と気づくことがよくある。
 
なぜこんな話なのかといえば、渋谷系という言葉を調べようと思ったら(知らなかったわけではないけどふんわりした知識だった)、オザケンに辿りつき、フリッパーズ・ギターに辿りつき、さらに「フリッパーズ・ギター」で画像検索してたら、彼らのアルバムのジャケットがいっぱいでてきて、あーーーこういう表紙の同人誌めっちゃ見たことあるわ!!!と思ったからです。流行ってたんだろうなあ。
この当時は小学生だったので同人とかは知らなかったんだけど、それからしばらくして高校生くらいになったときには、まだこの手の作風のものはたくさんあったのだ。あと、中古同人屋とかで「プロ作家の同人時代の作品」というていでガラスケースに入っていた古い同人誌に、そういったデザインのものが多かった。
 
↑こういうの
 
ちなみに昔の同人誌として差しているのは、自分よりも上の世代の女性向け同人誌という意味で言っている。私が同人誌を買うようになったは、1990年代後半から2000年あたりなので、それよりも前というかなり個人的な指標である。
 
若干話は変わるけど、実際の自分の世代よりも、一世代上のものに少し詳しくなるという現象(というほど大げさでもないけど)について、興味深く思う。
たぶんそのとき自分が憧れていた年上の人の好きなものを掘っていくから、というのもあるのでは、と思ってる。
10代の頃って、少し年上の、同性の憧れの人がいたっていう人は多いと思うんだけど、二次ヲタな人の場合、それが好きなサークルの作家さんだったりすることって多いんじゃないだろうか。
公私ともにオシャレオーラを醸し出している人に、憧れたことがある人は多いんじゃないかな。
 
私の場合はものすごくベタで、オシャレなタッチの絵を描く人に憧れていた。系統といえばZipperとかCutieというのかんじ。しかしこの系統の雑誌、今は落ち目すぎてびっくりする。
そういう人がBRANKY JET CITYとかTHE YELLOW MONKEY(自分が高校生くらいのときにも新譜がヒットしてたけど世代ドンピシャというかんじではない)とかが好きだったので、自分も聞いてみたという流れなわけです。ちなみに椎名林檎がBRANKY JET CITYが好きだったからというのもある。
浅井健一、今画像検索してみたらやっぱりかっこよかった…。
 
※ちなみにこれももれなくamazonに飛ばされるので注意してください。
 
 
世代ドンピシャななかで言うと、椎名林檎が好きだった。
この系統が好きな人は、今高校生だったら何が好きになるかな。本当にゲスだったゲスの極みの人とかかな?
 
私が好きだなと思う、知りうるかぎりのできるだけ直近の曲は、米津玄師さん全般と、高橋優さんの「太陽と花」という曲かな。
 
 
高橋さんの声はちょっと吉井さんに似ている。でも他の曲はあまり趣味に合わなかった。
米津さんの掠れたかんじも、ちょっと吉井さんんに似ている。単にそういう声が好きなだけなのかもしれない。
 
だらだら書いていたら思いのほかまとまりがなかったが、まあいいか。